コロナウィルスの影響は収束へと向かいつつありますが、販売接客などの対面型ビジネスモデルは転換を迫られ、主に自治体が主導して取り組んでいた関係人口の創出も方針転換を余儀なくされています。
一方、リモートワークを始め在宅時間が劇的に増えるに伴いECサイト利用率も増加し、オンラインイベントも活況。オンライン化により従来型の商圏に縛られない状況は、地方にとって大きなチャンスでもあります。
全国的なオンラインコミュニティ運営やリモートワークによる企業支援をしてきた弊社では、関係人口創出を目指した『オンライン関係人口未来プロジェクト』や都市部人材がリモートワークで地域企業の事業支援に参画する『ふるさと兼業』などを通して、ピンチをチャンスに変える自治体・企業支援に取り組んでいます。
1. オンライン関係人口未来プロジェクト
昨年度開催した「関係人口シンポジウム」のゲストに招いた塩尻市役所の山田崇氏と2020年4月より毎週土曜日朝7時から“オンライン関係人口未来プロジェクト”を開催しています。毎回、早朝にも関わらず20名以上が参加し、リモート時代における新しい関係人口創出の実験場となっています。
【開催回数】6回(現在も継続中)
【参加人数】延べ150人以上が参加(東京/高知/山梨/熊本/和歌山/石川/静岡/群馬/鳥取..全国各地から参加しています)
【過去の出演ゲスト】齋藤浩文(一般社団法人まるにわ、鳥取銀行)、尾崎康隆(高知県土佐町役場)、岡本圭司(鳥取県庁ふるさと人口政策課関係人口推進室長)、伊東将志(三重県尾鷲市・夢古道おわせ支配人)、山口有里(グロービス地域活性化クラブ、出光興産株式会社)他
【次回開催予定】
オンライン関係人口未来プロジェクト “旅するようにおてつだいする”
ゲスト:永岡里菜(株式会社おてつだび)
日時:2020年5月23日(土)7時00分-
2. ふるさと兼業
都市部在住の兼業人材が、地方企業の事業創造や推進を支援する新たな共創の形、「ふるさと兼業」。昨年、鳥取県内でもスタートし、4社の企業で実施。この4月に募集を開始したプロジェクトでは、募集開始から1週間で10名弱の応募が集まり、5月よりリモートワークによる事業支援がスタートしています。
参考)介護離職を防ぐ。「わたしの看護婦さん」を全国展開する事業開発/マーケティングパートナーを募集!
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その他、鳥取県内の学生を中心としたキャリア支援を行ってきた弊社では、オンライン配信を活用した大学生の学習および課外活動の支援、学生生活のサポート。また、県内特産品の需要喚起を目指し、「オンライン飲み会×地域の特産品」をパッケージとした新たなイベントサービスの実施も検討しています。
取材や記事掲載のご協力、どうぞよろしくお願いいたします。
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